9月3日は日本×台湾のコラボレーションカフェでした
今回は【 ケアする地域へ 人生を楽しみながら生活を学んでいく拠点づくり 】というテーマで 社会福祉法人ライフの学校 理事長 田中伸弥さんと プラハン共生ケア労働者協同組合理事長 林依瑩(リンイーイン)さんをゲストスピーカーに、地域に開かれた福祉施設のあり方について、日本と台湾、zoomの同時通訳機能を活用して対話で共有しました。
介護度の高い方が多い施設で、入居者の方と地域の方がどのようにつながることができるのか?また職員はどのようなつなぎ役の役割を果たしているのか?
介護する側、される側という分断が生まれやすい中で、地域の様々な資源を組み合わせて、時には提供する側になったり、受ける側になったり、状況に応じて役割をスイッチできることが求められます。それには、介護度が高くなるほど高度なクリエイティビティが必要だと思いましたし、様々な工夫の実践の積み上げの事例は、とても刺激になりました。
終了後の質疑応答にて、福祉施設の立地条件は、できれば街中にもっと増えると誰もが立ち寄りやすい場所になるよね、という話になりました。日頃、通りかかる場所にあるだけで大きな強みになりますよね。
日本と台湾のコラボレーションカフェは12月に第3回目を予定しています。
海外との交流は、日本で起こっている出来事を客観的に見つめることができ、また違った角度から視野が広がると思います。関心のある方は、また次回ご一緒できればと思います。