12月16日は介護付きホームを多拠点つないでのオンラインカフェ、今年最後の開催でした
オレンジドア代表の丹野智文さんにご自身の経験を伺った後、入居者の方から認知症についての不安や疑問などに一つ一つ丁寧に答えて頂きました。
丹野さんには、このオンラインカフェのご協力をお願いして今回で3回目になりますが、毎回、新たな気づきの発見や再確認の機会を頂いています。
認知症になって何がつらいかというと、周囲の対応の変化であるということ。特別視し、固定観念で見てしまう。認知症だから何もできないと思い込み、一律にできない人に合わせたケアをしてしまう等。
失敗するのが当たり前、失敗も容認し、上手くフォローできる周囲の人間が必要です。
取り巻く人がさりげなく、できないことを手助けできる体制を整えなくては、認知症になって、豊かな気持ちで過ごせる人を増やすことはできません。周囲の人間のアップデートが何よりも必要ということを改めて実感しました。
手伝わせてしまって申し訳ないと思わせないようなケアが求められていますよね。
丹野さんはいつもケア職としても、身近な友人としても、持つ必要のある視点に気づかせてくれます。
今回、お写真は撮っていませんので、写真は昨年上海のツアーで丹野さんとご一緒した時の写真です。