12・11 未来をつくるオンラインカフェ スピンオフ企画

kaigoカフェ通信

12月11日の未来をつくるオンラインkaigoカフェスピンオフ企画は、「住民と専門職が協力して課題解決に取り組むには?」というテーマで株式会社エンパブリックの広石拓司さんをゲストに、「専門家主導から住民主体へ~場づくりの実践から学ぶ~」の書籍のエッセンスを紹介いただいた上で、参加者の皆さんでご自身の分野での専門職と住民の関係づくり、地域づくりの難しさと可能性について話し合いました。
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すでに様々なコミュニティに所属する私たちは、自分達の置かれている立場をどう受け止め、何につなげていけるのか?今の環境をどうしていきたいのか?自分達なりのビジョンを描くことの必要性を感じました。
文脈を理解する、背景にあるストーリーに思いを巡らす、やりたいことではなく、できることが何かを考えてもらう、小さくても成長しているところを褒める、失敗したり、うまくいかないことを楽しむ等々、大切なキーワードを頂くとともに、地域での場づくりで意識することは、専門職として自分達本位に、こちらの都合で一方的に押し付けていることはないか?利用者の方本意のケアを追求する視点が非常に役に立つということを再確認できました。
専門職が地域の活動にしっかりと関わっていく体制をつくるにはまだまだ課題も山積みですが、自分自身を取り巻く環境を見渡して、「地域」の捉え方次第では、今の環境でもまだまだできることがあると思いましたし、諦めず小さく活動を続け、広げていく努力が大切ではないかと感じました。
これから何らかのコミュニティ活動を始めようとする人や継続する人、現状課題を感じ、行き詰まりを感じている方にとっても、心に響く言葉が詰まった時間になったのではないかと思います。
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