新潟県糸魚川市の複数の介護事業所のリーダー研修会の最終回でした。
研修では、これまで2回の学びを振り返りながら、それぞれの職場で実施したワークショップの振り返りも行いました。
その中で、「〇〇のプロ」を職員同士で見出してもらうワークを実施してもらうと、
・入浴のお誘いのプロ
・残り物食材を使うプロ
・癒しのプロ
・補充のプロ
・余興のプロ
・断捨離のプロ
・動じないプロ
・趣味を楽しむプロ
・自分の考えを持っているプロ
・なんでも頼まれるプロ
・フットワークのプロ
など、遊び心のある「〇〇のプロ」が次々と挙がり、仲間の強みを見出すことや、プラスの視点にフォーカスすることの大切さを改めて実感できました。
また、「介護職自身のセルフプランをつくるワーク」では、リーダークラスになると任される仕事が増え、職場と家の往復のような生活になりがちで、疲れがたまりやすく、息抜きがしにくくなる現状について考えました。そこで、仕事・健康・趣味・人間関係・休息など、多角的な視点から現状や課題、目標を整理してもらいました。
対話を通じて、自分の状態を客観的に見つめ直し、仕事以外の面でも何が課題になっているのかに気づくきっかけになりました。
「もしかして、今、自分の視野が狭くなっているのでは?」と気づくだけでも大きな価値があります。さらに、多くの仲間が同じように悩み、もがきながら頑張っていることを知ることで、「自分だけじゃない」と実感できたのではないかと思います。
最後に、それぞれが最も課題意識を持つ項目について、できるだけ具体的な目標を設定し、発表してもらいました。
皆、晴れ晴れとした表情で発表している様子を見て、このような機会をつくることができて本当に良かったと感じました。
雪が吹雪く中での研修でしたが、とても温かいエネルギーに満ちた場をつくることができたと思います
