3月25日は介護俳優塾三日目でした。家庭医の孫大輔さんをゲストに映画「うちげでいきたい」の制作秘話や、医師としての役割を演じること、家族や他者に対しての演じること、オープンダイアログとフラットな対話の場づくり、社会的処方、新作映画について等、菅原さんとの対談を通じて、幅広い視点から、ケアと演じることの接点について問いを持つことができました。
孫さんが、医師として若い時には一生懸命役割を演じていたが、今は自然体に近くなっている、とおっしゃっていたことが印象に残っています。コミュニケーション以外のタスクを減らしていくことが自然体に相手と向き合う上では大切、ということをこれからも意識していきたいと思います。
空気感や雰囲気、そこに「いる」だけで安心感を提供できることも、ケアに関わる私たちには求められているのかもしれません。言葉による表現にこだわりすぎず、改めてその視点も持ち続けていきたいです。
次回は、4月23日20時~プロの介護職による公開ワークショップがあります。
単発での参加も可能ですので、ぜひご一緒できればと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
https://kaigo-engeki2024.peatix.com/