第一回「介護俳優塾」

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1月23日は「介護俳優塾」第一回目でした。

 

3年前に菅原さんとご一緒して以来、満を持しての開催となりました。
タイトルは今回「介護俳優塾」と、もしかしたら少しハードル高めな?ネーミングにしてしまったため、参加して頂ける方は集まるだろうかという懸念は少なからずありましたが、そのネーミングのおかげでかわかりませんが、現場のケアや一介護家族として、よりよいケアを行っていきたい、という思いのある志の高い方に集まって頂けました(😊)
菅原さんから
「お年寄りほどいい俳優はいない
介護者は俳優になったほうがいい」
という言葉がありましたが、年を取るごとに味わいや人間味が深まり、何とも言えない魅力につながっているのではないか、と私自身も感じていました。介護者は助演俳優として、利用者の方の人生にどんな色どりを添えることができるのか?そんな発想を持つこともわくわく介護の仕事を楽しむきっかけになるのではないでしょうか?
介護現場の慢性的な人手不足は、介護者が認知症の方の世界に伴走するゆとりを奪ってしまいます。その方の生きている世界での役割を演じ、感情によりそう関わりができて初めてケアの専門職と言えるのではないかと思いますし、そのようなケア職を増やしていくためにも、適切な人員配置や職場環境の改善も欠かせないものになります。
演じることは、特別なことではなく、普段の自己表現の延長にあるもので、人と人との関わりの中で、様々な役をさりげなく演じ分けている、ということ。これからも、名優がそこかしこに増えていくことでハッピーエンドのドラマが生まれることを願っています。
今回、参加頂いた皆様には、私自身もたくさんの刺激とエネルギーを頂き、これからの講座がますます楽しみになりました。
第二回目には、丹野智文さんにご登場頂き、ケアの現場に求めることや演じることと認知症ケアについてはもちろん、オレンジランプ秘話やトップセールスマンの視点から、演じるという点についてや、営業職と介護職との接点について等、今まで伺ったことのない視点からもお伺いできたらいいなと思っています😌
2回目以降、各回の募集もしています。まとめて受講の枠につきましても、第一回目の講座は期間限定のアーカイブをご用意していますので、まとめて受講の枠もまだ受け付けています。
ケアの現場や家族に活かしたいという方、演じることとケアの現場に関心のある方はぜひご一緒できればと思います😊