6月23日に開催した未来をつくるkaigoカフェは「ナラティブ」をテーマにゲストにお話を伺った後、対話を通じて皆さまと共有させて頂きました
3人のゲストからは、強みを引き出していくICFの視点を持つことの必要性や、施設経営の立場から看取りのための他職種連携の在り方、家族との関わり方や職員の死の準備教育について、社会構成主義やナラティブについて実例を示しながら、医師としてのあり方や患者さんとの対話を通じて生まれる関係性など、様々なお話をお聞きでき、幅広くナラティブについて考える機会を頂きました
ゲストのお話を聞いて、皆さまと共有させて頂く中で、ナラティブという考え方や姿勢について、今まで曖昧な解釈だったものが少しはっきりとした輪郭を見せてくれた部分とまだまだ霧がかかったような部分と、どちらもありつつも、そのような白黒つけにくい、正解は一つではないところがテーマとして対話の奥行が増した理由の一つではないかと思います
今回はカフェにお越しの皆さまとともに、東京で訪問診療をされている悠翔会の医師や看護師、スタッフの皆さまも一緒にテーマについて共有させて頂く中で、改めてナラティブを実現するには、他職種間のフラットな話合いの場が欠かせないのでは、との思いを強くしました。このような素敵な機会に感謝します(^^)