9月5日に開催した未来をつくるkaigoカフェは「認知症になっても安心して暮らせる地域をつくるには」というテーマで2人のゲストからお話を伺った後、対話を通じて共有させて頂きました。
地域の中での認知症の方の暮らしにくさや困り事は一体何か?ということの気づきから、自ら行動を起こされ、広域に、そして地域に密着した形で、広く地域住民や企業の方も巻き込みながら、様々な連携を試みられている実例をお聞きする中で、介護職や担い手側だけで考えるのではなく、地域や社会全体で認知症の方を支えていくためにはどうしたらいいかという視点を深めることの必要性や、介護保険の枠組みや収益性など行動を制限する材料を上げるのではなく、お二人のゲストの行動力から、当事者意識を持って行動する、ということの意味について改めて考える機会を頂きました。
介護の担い手も受け手も関係なくランニングをして日本全国を縦断していく「ラン伴」というイベントが今月、来月と開催されるとのことですが、こちらはそれぞれの地域の人にお声掛けしながら、認知症の方もオープンにできる場になれたら、という意味でスタートし、毎年パワーアップして多くの方を巻き込んでいらっしゃる素敵な企画です。
お忙しい中お時間をつくって下さったゲストのお二方、ご一緒頂いた皆さま、そしていつも温かいおもてなしをして下さるカフェのマスターと奥様には本当に感謝したいと思います(^-^)