6・17 未来をつくるon-lineカフェ×介護付きホーム

kaigoカフェ通信

6月17日は、新たな取り組みのはじめの一歩の一日。

介護付きホームの18拠点をつないで、入居者の方150名ほどの方とともに、丹野智文さんを講師にオンライン認知症カフェを開催することができました。

4月以降、子供だけではなく、高齢者施設の方もともに学んでいただける機会として提供してきたオンライン授業を6月以降どのような形で継続できるか検討する中で生まれたアイデアの一つです。

今回は丹野さんのお話の後、各拠点の入居者の方やスタッフさんから、質疑や感想共有をして頂きました。

入居者の方は認知症が進行している他の入居者の方を間のあたりにし、とても不安に感じられていること、認知症になったら、何もわかならくなってしまうのでは、という思い込みをされている方、認知症状の出方も様々に違いがある中で、どう接すればいいか、どう友達をつくればよいわからなかった、とお話をして下さる方等がいらっしゃる中で、丹野さんの前向きに認知症と向き合い続けてきたお話から、気が楽になった、認知症になるのは怖いことでないと思った、若い人から生きる元気をもらった等涙ぐまれてお話下さる方等、様々な感想を伺うことができました。

私自身も長く施設で勤務する中で、入居者の方は認知症について誰にも言えない不安をお持ちなのだということを、改めて実感しました。

安心して他の認知症の方ともお付き合いができ、自分が認知症になっても大丈夫、と思えるような方を増やせたらいいですし、施設に入っても、様々な情報が得られ、社会とつながることが当たり前になっていけばいいと思います。

今後も高齢者施設の方等とともに対話型のオンラインカフェを開催していくことができたらと思いますし、様々な形式でチャレンジできればと思っています。

お写真は今回は撮っていないため、休校中に丹野さんを講師に開催したオンライン授業の様子です(^^)

tanno